泉佐野市では広域避難所であります末広公園に震災時等の拠点給水施設として100m3の鋼製飲料水兼用型耐震性貯水槽を設置しています。
この施設は地震等のために水道管が破損し、市内に水道水の供給ができなくなった時飲料水を確保し1万人の人々に1日最低限必要といわれる3リットルの水を3日間供給できます。
地震発生直後の交通状況等により給水車等の運搬給水が困難な状況時に力を発揮するものです。
- 万一の時でも、新鮮で安全な飲み水を供給します。
- 貯水槽は水道本管とつながっていますので、いつも、新鮮な水に入れ替わっています。非常時には、貯水槽とつながった水道本管が自動的に閉じて、新鮮な水がタンクの中に確保されます。
- 地震に強い構造で、しっかりと命の水を守ります。
- 貯水槽は、しなやかで強靭な綱の管を、一体化してつくりました。どんな大きな地震がきても、しっかりと命の水を守ります。特殊な塗覆装や電気防食で、十分な耐久性が得られます。
- 異常事態を検知して、自動的に水道本管の遮断弁が働きます。
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貯水槽に併設した自動遮断弁は、水道本管の水圧異常が発生したとき、瞬時に起動します。この遮断弁で、貯水槽と水道本管は素早く完全に遮断され、新鮮な水が、貯水槽内に密封されます。
- 約1万人に3日間、飲み水を供給できる容量です。
- 貯水槽の容量は、約100トンです。1リットルのペットボトルで約10万本の容量になります。1万人のお客様の方々に、1日3本のペットボトルを3日間以上、連続してお配りできる容量です。
- 火災の時の消火に使います。
- 水道管が破損して消火栓が働かない時、貯水槽の水を消火に使い、命と財産を守ります。